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第1回【MTF技術コラム第1回】4Kなのに、なぜ“くっきり”見えないのか?

平素より大変お世話になっております。
アフロディ株式会社です。

「4Kディスプレイだから、映像や文字は鮮明に見えるはず」
一般的には、このように考えられています。しかし実際には、同じ4Kディスプレイでも、見え方には違いがあります。

あるディスプレイは文字の輪郭がはっきり見える。
一方で、別のディスプレイは、少しにじんだり、細い線が見えにくかったりします。

この違いは、画素数だけでは説明できません。
画素数と、実際の鮮明さは同じではない
4Kや8K、ppiといった数値は、ディスプレイが設計上どれだけ細かく表示できるかを示しています。これを「名目解像度」と呼びます。

一方、ユーザーの目に届いた時に、文字や細線、輪郭がどれだけ保たれているかを「実効解像度」と考えることができます。

実際の鮮明さには、次のような要素が影響します。

パネルやサブピクセル構造
表面処理
AG・ARフィルム
カバーガラスや接着層
画像処理
光学系やフォーカス

つまり、画素数が高くても、その途中で細部情報が失われれば、画面は「眠く」見えてしまいます。

MTFは、実際の鮮明さを見る指標
MTFは、細かい線や模様のコントラストが、表示後にどれだけ残っているかを見る指標です。MTFは「Modulation Transfer Function」の略で、日本語では「変調伝達関数」と呼ばれます。少し難しい言葉ですが、簡単に言えば、ディスプレイに表示した細かい線や模様のコントラストが、実際の表示後にどれだけ保たれているかを見る指標です。
MTFが高いほど、文字や輪郭、細線がくっきり見えやすくなります。

MTFが高いディスプレイは、

小さな文字が読みやすい
細い線が見える
輪郭がにじみにくい
UIや映像がシャープに見える
という特徴があります。

反対にMTFが低いと、4Kであっても「4Kらしく見えない」ということが起こります。

MTF-33Sとは
https://marketing.aphrodi.jp/a/1H10439H7/107
                                                                                                    
MTF-33Sは、画素数では分からない「実際の鮮明さ」をMTFとして数値化する測定システムです。
同じ解像度仕様のディスプレイを比較した時に、
「どちらが、実際に細部まで再現できているか」
を定量的に確認できます。

次回は、AGフィルムやカバーガラスを貼ることで、なぜ画面の鮮明さが低下することがあるのかをご紹介します。

編集後記・ご案内
アフロディでは、MTF-33Sによるディスプレイの実効解像度測定を承っています。
同一スペックの製品比較や、画質改善前後の確認にも活用できます。

■ ディスプレイ測定サービスのご案内
https://marketing.aphrodi.jp/a/1H10439C/107

■ お問い合わせはこちら
https://marketing.aphrodi.jp/a/1H10439F6/107

アフロディ株式会社では、ディスプレイ評価に関する豊富な経験と測定ノウハウを活かし、お客様の開発・品質評価業務をサポートしております。

ディスプレイMTF評価をご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。

今後ともよろしくお願い申し上げます。