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【業界動向と課題を分析】今、ディスプレイ評価は変わる、そしてアフロディが解決できること (その1)「APHRODI VISION」 

平素よりお世話になっております。
ディスプレイ技術の最新情報をお届けするメールマガジン「APHRODI VISION」を配信いたします。
今回は、現在のディスプレイ業界が直面している様々な技術的な課題の中からアフロディの製品・技術サービスがどのように貢献できるのかを2回に分けてご紹介します。
“測れなかった品質”を数値化するアフロディの最新評価ソリューションを、実際のメーカー活用事例とともにご紹介します。今回は前回のディスプレイMTF評価技術の続編です。

1.  高解像度時代の“シャープネス評価”は感覚任せでよいのか?

■背景:8Kテレビ、有機ELスマホ、車載,HUDなどの高精細ディスプレイでは、「見え方の輪郭」が製品価値に直結しています。
■従来の課題:ビジュアル確認や目視評価では“差”が分かりづらく、設計修正の判断が属人化していました。
■アフロディの提案
空間解像度評価システム(MTF測定)
・「Line-based法」によるMTF特性の正確な抽出
鮮鋭度 (sharpness) やボケ感 (blurring) を数値で可視化
・リアルタイム測定で簡単操作、現場でも日常測定可能
■導入事例
国内大手ディスプレイメーカーにて、有機ELのパネル設計見直し時に活用。従来の評価者間のバラツキが大幅に減少。

2. Mini LED/ローカルディミングの進展で増える“視覚ノイズ”の課題

■背景:Mini LEDバックライトやローカルディミング技術の導入により、HDR表現力が大幅に向上。しかしその一方で、「ハロー(光のにじみ)」「ブルーミング」「段階的な明滅」といった視覚的違和感が問題視されています。
■現場の課題:視認性の“微妙な違和感”をどう評価するか。
特に、暗所での視認性、白文字の周辺グレア、エッジのにじみなどが製品比較において重要視され始めています。
■アフロディの提案
➡ 空間解像度(MTF)×輝度変動の複合評価
・輝度変動条件下でのMTF測定により、エッジの見え方を定量化
・弊社製品のSMS-1000による表面反射・拡散の併用測定により、バックライト由来のノイズ影響を視覚的に分離
■導入事例
大手テレビメーカーにて、Mini LED搭載モデルの視覚グレア問題を分析。製品ごとのノイズ傾向を数値で示し、設計フィードバックへ貢献。

今すぐ詳細資料をお送りします
アフロディのディスプレイMTF測定システムにご興味ある方はこのメールにご返信ください。

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製品チラシダウンロードはこちらhttps://marketing.aphrodi.jp/a/1G24244C6

見積ご希望の方は▶ info@aphrodi.jp までお気軽にご連絡ください。


◆今日の一服  土潤溽暑 つちうるおうてむしあつし (大暑)


       苔むす屋久島の森
暑い! 寒い!と言いながらも一年を過ごせる境遇は、有りがたき事と。
 ならば(心頭滅却すれば火もまた涼し)と自分に言い聞かせてみる。